こだわりのチョコ工房【2022-09-26】

ドライブついでに前から気になっていた
あるチョコレートの工房へ行ってきました。

もともとは数年前に、たまたまTVで
取り上げられていたことで知ったのですが、
近いところでもないので
行きそびれていました。

場所的には、何か他のついでに
行くようなところでもなく
わざわざそこへ行くことを目的にしないと、
行けないような所です。

今回ついに行ってみて
美味しいチョコレートケーキと
それに合うコーヒーをいただいたのですが、

僕の受けた印象は
「もったいないなあ…」です。

何がもったいないかというと
そもそもチョコレートには、
相当のこだわりがあって
やっているはずなのですが、
そのこだわりや希少性が
どこにも説明されていないんです。

（もしかしたら説明は
してあったかも知れませんが
目に入らなかったかも。）

オーダーする時も出された時も、
説明もなければ、
周りを見渡しても説明のPOPもない。

確かに濃厚で美味しかったんですが、
出てきた時の第一印象が、
「小さいっ！」（笑）だったもんで、
その印象が最後まで残っちゃったんです。

さらに価格的にも、
そこそこするにもかかわらず、
提供される時は、
呼ばれて受け取りにいくという
セルフのスタイル。
何かフードコートみたいで…。

お客さんがたくさんいたわけでは無く
その時は僕ら1組だけだったんですけどね。

いわゆる、
ビジネスの軸がバラバラなんです。

こだわりの工房ということなので、
来店するお客さんは、
そのこだわりを求めていくお客さんです。

手軽に利用したり、
くつろぎを求めて行くわけでは無くて
そのこだわりが「欲しくて」
わざわざ行くわけです。

チョコレートのそのもののこだわりや、
それに合うコーヒーのこだわり、

また、わざわざ不便なところへ出店している
「こだわり」
必ず色んな「こだわり」があるはず、です。

実際、僕も、
どんなに美味しいチョコレートが
食べられるんだろう、
他とどこが違うんだろう、という
期待を込めて訪れたんです。

でも実際は、そのこだわりについて
何もわからなかった…。

確かに美味しかったけど、
チョコレートに関して素人の僕は、
「まあ美味しかったね」で
終わってしまうんです。

もしかしたら、僕が数年前に知ってから、
コロナなどいろいろな外部要因もあって
今のカタチで存続していることも
想像できますが、

こだわりのチョコレート工房を
やっている背景やストーリー、
もちろん「こだわり」が絶対にあるはずで、
それを伝えていないのは、
ホントもったいない。

あらためて僕ら売り手は、
提供している商品・サービスのこと、
あらゆる手段でもっと伝えていかなきゃ、
そう感じた1日でした。

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